「最近、仕事に行くのがつらい」
「患者さんに笑顔で接することができなくなってきた」
「同期はまだ頑張っているのに、自分だけがおかしいのかな…」
2〜3年目看護師の方で、このような悩みをお持ちではありませんか?
つらい新人時代を乗り切り、任されることも多くなってきたけど、なんだかもう疲れてしまった・・・。
おそらくバーンアウトになりかけている可能性もあります。
バーンアウトとは一言で言うと、燃え尽き症候群。
私も過去にそのような経験がありました。
この記事では、看護師歴10年目以上の私が、以下の解説をしていきます。
- バーンアウトの3つのサインと見分け方
- なぜ2〜3年目に燃え尽きやすいのか
- 今日からできる回復アクション5つ
バーンアウトとは何か——「頑張れる人ほど陥る」落とし穴
バーンアウト(燃え尽き症候群)とは、熱心に取り組んでいた人が突然エネルギーを使い果たし、意欲も感情も枯渇してしまう状態です。
WHOも職業性リスクとして認定しており、看護師はなりやすい職種のひとつです。
バーンアウトの3つのサインを以下に載せます。
🔍 バーンアウトの3つのサイン

自分は冷たい人間になってしまった・・・と思わないように。
バーンアウトになりやすい人の特徴——あなたは「リスクタイプ」?
実は、バーンアウトになる人には共通した特徴があります。
以下に当てはまる人は、特に注意が必要です。
①真面目で責任感が強い
「患者さんのために」「チームに迷惑をかけたくない」という気持ちが強い人ほど、自分の限界を超えて頑張り続けてしまいます。
責任感があること自体は素晴らしいことですが、それが自分を傷つけてしまうことも。
②完璧主義・「もっとできるはず」が口癖
「このくらいできないといけない」「まだまだ足りない」と自分にハードルを課し続ける人は、知らず知らずのうちにエネルギーを使い果たしていきます。
2年目になって「理想の自分」と「現実の自分」のギャップが広がると、それがそのままバーンアウトの原因になる可能性があります。
③共感力が高すぎる・患者さんの感情を引き受けてしまう
看護師として大切な資質である「共感力」が、時に自分を追い詰める要因になります。
患者さんの痛みや悲しみを自分ごとのように感じてしまうと、精神的な消耗が激しくなります。
④「助けを求めること」が苦手
「自分でなんとかしなければ」「人に頼るのは甘えだ」という思考が強い人は、限界になるまで一人で抱え込んでしまいます。

私自身も、典型的なバーンアウトタイプでした。
真面目であることは武器ですが、自分を傷つける原因になることもあるので注意が必要です。
なぜ「2〜3年目」に燃え尽きやすいのか
その理由は「期待値の急上昇と自己評価の乖離」にあります。
1年目は許容されていたミスが2年目以降は「もう知っているよね」と扱われます。
このギャップのストレスが蓄積し、バーンアウトを引き起こします。
バーンアウトの原因3つ
原因は3つあります。
1つ目は、「頑張れる自分」を演じ続けた疲労です。「つらい」「しんどい」という感情を押し込めることは消耗につながります。
2つ目は、職場のやりがい搾取に気付けない、ということです。頑張ることは大切ですが、ただ搾取されているだけではないか?と疑うことも大切です。
3つ目は、休み方を知らない、ということです。しっかり休むことは、ミス防止にもつながります。必ず、休憩や睡眠など休みは取るようにしましょう。
バーンアウトから抜け出す3つの解決策
ノートに今週のしんどかったこと・よかったことを書き出す。感情に名前をつけるだけで脳が安心します。
「勉強会を断る」「夜9時以降SNS禁止」——引き算でエネルギーを守る。
職場外の看護師コミュニティでつながる。転職3回の私が感じたのは「環境が変わると自分も変われる」こと。
今日からできる具体的なアクション4つ
具体的アクションは以下の4つです。
- 辛かったことを書き出す(5分間)
- 完全オフの日を作る
- 信頼できる同期に相談する
- 転職を考えているなら情報収集だけでも始める
まとめ——燃え尽きそうなあなたへ
2〜3年目は、看護師として一番「しんどい時期」のひとつです。
でも、あなたが弱いわけでも、看護師に向いていないわけでもありません。
1人で抱え込まず、まずは身の回りの人に相談して、気持ちの整理を行いましょう。

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